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2024/3/3 『まちづくり協議会20年 まちづくりの活動の未来を考える』

細江市長の時代にスタートした岐阜市の「まちづくり協議会(通称・まち協)」の20年目の今年、柴橋市長に引き継がれた今、これまでを振り返り、これからの活動を考えるための記念事業が開催されました。まちサポ運営委員としてぜひ、知っておこうと参加しました。

柴橋岐阜市長の基調講演
 わかりやすいPowerPointを使いながら「地域コミュニティの充実に向けて」と題して、これまでの市の取り組みと現状、今後持続可能な地域コミュニティづくりに向けて以下のことを話されました。

1.地域支援職員の配置
2.地域コミュニティのDX推進
3. 各種団体の課題解決に向けて取り組の推進
※ 将来的には「自由度の高い財源制度」の導入検討

事例報告 「まちづくり協議会の発足にかかわって」元岐阜市民参画部部長 橋本直樹さん

 現在、橋本さんは岐阜市岩野田にお住まいで地域活動に貢献しておられます。
44ある「まち協」の中では設立2番目の早さでした。
自治会に代わる組織ではないこと、今後の人口減少を考えて地域維持のために誰もが関わって地域を維持する仕組みを早くから呼びかけ、理解を得て今日に至るまでのご苦労をうかがうことができました。

事例報告 「今、まちづくり協議会では」岐阜市自治会連絡協議会会長 後藤東洋士さん

 芥見まちづくり協議会は、全国からも視察が絶えないほどの有名なまち協と聞いていましたが、芥見南がH17/7、芥見東がH19/1, 芥見がH22/10と、どの地区も早い設立でした。
岐阜市の中心部からは距離のあるところですが、高齢者が増えてきた現在、最も有効な事業は「コミバス」というお話に納得。しかし、高齢化に伴う地区役員などの人材不足が悩みである。財源には宝くじ基金の当選金を当てて資金を得たこともある。((^^))

★シンポジウム 
テーマ:地域に本当に必要とされていることを一つずつ取り組みましょう。
必要とされていることをしるために、
◎地域を知る
◎課題を見つけて取り組み

※地域をるためのアンケート調査やビジョン作りから
浅野裕之氏 まちづくり協議会の現状や課題は?

組織、自治会、人材など/ 岐阜市の取り組み・・・DX推進、地域支援職員、ビジョン策定と見直し

岐阜大学地域協学センターセンター長 益川浩一さん
岐阜県地域課題解決研究会から・・・・今後必要とされていることは?
学びの多様化
「今、学校は文科省の方針もあって、ものすごく変わりつつあります。学校そのものが地域とつながろうとして、授業として教室の中だけではなく外に出ようとしている。学校の先生だけではなく、社会人、地域の人も学校に入ってもらって、あるいは学校の外で子供たちにかかわってもらいたい、教科でもそれ以外でも学校だけで子供を育てるのではなく地域の皆さんと一緒に育てようと学校が言ってるんです。
ここに、経験豊富な皆さんの集まる「まち協」が果たす役割もあるのではないでしょうか?(う~~ん とても意味深だなあ~~。(^_-)-☆)

若い人はほんとに「まち」に無関心なの?
 今、大学では「地域コーディネーター養成講座」を開いて、現在84名が在籍中。若い人が参加して、地域との関わり方を学んでいる。決して若い人が地域に無関心でいるのではない。今後は子供の時から、地域とかかわることが当然と思う世代が育っていくと思われるので、悲観せず、彼と一緒になって地域を創り上げていく希望を持とうではありませんか。

<感想>
 地域の自治とは、自ら考え、決定できる人が育ってこそ可能なこと。この20年間は、そうした地域づくりを目指して各地域との連携のため、役所の市民協働課や薮下事務局長を中心に縁の下の力持ちとして地道に活動してこられた「まちづくりサポートセンター」と各地域の役員さん方の連携の賜物と思われます。GCSもこの20年間、地域の要請を受けて「まち協設立」や「10年後の望ましいまちの姿」を話し合うワークショップのファシリテーターやコーディネータを受けて参りました。
岐阜市が「住民自治」のモデル地区として成功する日を待っています。

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