市役所の市民交流センターからGCSにもお誘いがあり数名で、中津川市の『加子母村づくり協議会』の活動の話を聴きました。
説明の後、岐阜市のまち協の皆さんからの質問がひっきりなしに続き、終了時間になってもまだ続いて大変な盛り上がりでした。
平成17年に中津川市と合併して現在の人口は、2815人。
高齢化に伴う地域の課題は、ほとんどどこも共通していますが、ここでは平成6年から8大学(東京芸大、武蔵美、京都造形大、立命館、金沢工業大、滋賀県立大、東洋大、名城大)の学生やOB達が住民と交流する木匠宿を開催し、特に東濃ヒノキの産地である加子母で建築を学ぶ学生には実施体験の機会を提供しています。
従来は区長を中心とする自治会がコミュニティの中心でしたが、住民がそれぞれの役割をもって分科会を形成して、自治会も含めて「むらづくり協議会」を作り、みんなで地域のことを助け合って運営されているということです。加子母では、ネットショッピングさながらの高齢者や病気がちの人を対象にしたオンラインシステムなどが企業と連携して行われています。コミバスも「むらづくり協議会」に委託されています。
というわけで、現在GCSでは岐阜市で進む「まちづくり協議会」の10年後のビジョン策定ワークショップやHPづくりなどへの支援を行い、岐阜市の目指す住民自治の取り組みの一端に関わらせていただいています。